memoろぐ2

 2006年11月のめもログです。

ちょうど原作が紅桜編が終了し、短髪桂率が非常に高いです。

 

 

拾え
遺さず

 

遊んでくれる?

ぎ、ぎ、ぎ。
あぁ、やはり季節の変わり目は駄目だ、形が歪む。
でも大丈夫なんだ、

螺旋さえ巻けば、何度だって動くから。

 

もうちょっと

 

動かないでね、
あったかいの、逃げちゃうから。

 

 

待ってたよ。

 

おはようと言えること

目が覚めて、そこに君が居て、
ほんの少しだけ微笑み返してくれること。

たったそれだけで、泣きたくなってしまうこと。

 

落として、そして、笑って

 

てろり、てろりと一つずつ順番にひっくり返して確かめる。
なめらかな作業は眠たくなるくらい緩やかで猟奇的だった。

 

 

拾い集めたら

背中に暖かい光
夜が明ける かさりと頬に当たる 瞼は上がらない

だけどきっと 次に視るのは あの銀色

 

 

たゆたって、る?

敷石を一つ、そして今朝のベーグルと一昨日のベルマークとを併せてみっつ。
踏み忘れてしまったんだけど、ご主人様にはどうでも良いことらしかった。
明後日はじゃあ、あの無駄に丸いデザートのスプーンを散りばめてみようかな。

 

 

神様に友達は要らない。

 

胸いっぱいに。

ずっとずっと一緒にいてね。
いっぱい いっぱい 抱き締めてね。

そうしたら離れてもきっと、まつげの先まで繊細に思い出せるでしょ?

 

 

毬罠伯爵

裾を引っ張って、少し爪をかける。
引きつったような顔をしたあいつが振り向いて、

…もう行くと良い、そう言って離してやったというのに、何故だか今までで一番苦しげに何かを言いかけて、
言いかけたまま、ずっと時は流れてしまった。

 

恋をする前に

 

呆然と、茫洋と、
流されるままに生きてきて初めて、
守りたい、と思ったもの。

 

空も飛べゆう

何か抜けたような音がしたのは気のせいだったかも知れない。
吹き抜ける風とかガラス玉みたいな海の色とか、そういうものに感化されただけなのだということくらい、承知はしている。

それでも今なら、何でもやれるような気がした。
今ならば、何だってやってみせると、思えているのだと分かった。

 

 

安らかな瞼に、そっと唇を寄せて、ほんの少し吸ってみる。
睫に擽られる感触が新鮮で、なのに、


そうじゃないんだ。
そんなのはお前じゃない。


紅桜で、銀さんが紅桜の触手に巻き巻きされドーンと落ちてきた時の回のログです。
目を閉じて触手に絡まれてる銀さんに相当萌えました。きゅんきゅんでした。
銀さんて、ほんとカッコいいなぁ…。

 

 

僕らのテディ・ボーイ

流星のように落ちてなんて
浪漫などは要らないけれど

終焉を迎えるのなら遠く
届かぬ場所でも悟れるように

 

吾切ニココニ在リ

貴方の差し出した掌を、
指先でなぞってみるのもきっと、
本当は許されない罪なのだろうけど。

 

 

この温かさを
出来るなら君と

 

とんぼを買って

「何でママチャリなんだ」
そう言って笑うお前に、うるさいとそっぽを向いて
「いいから乗れば」といつもの台詞を呟いたり。

「これしかなかったんだよ」なんて、嘘までついたのに

「座りやすくて良い」とか、そのためにコレにしたなんてこと
喉まで出かかって言えなかったけれど。